「ねこにすと」に大集結した日本猫たちと
ラシーネ日本猫でつくる
日本猫の魅力がたっぷり詰まった大図鑑。
読めばもっと、日本猫が好きになる。
これであなたも日本猫博士!?
この度ラシーネ日本猫は「ねこにすと」
を通じて全国から日本猫を募集。
そこで選ばれたたくさんの日本猫たちが
愛らしく楽しく彩る大図鑑を
どうぞご覧ください。
「ねこにすと」とは
ねこ好きによるねこ好きのための
ねこ写真パネルイベント。
Instagramでねこ写真を募集し
全国百貨店を中心に開催されています。
日本猫(または和猫)は日本に古くから存在する猫であり、日本人と日本猫の関わりは、とても長く古いことがわかっています。
日本における猫の歴史については、今から約二千年前の弥生時代から存在していたという説が濃厚で、貯蔵していた穀物をネズミの害から守る目的で飼育されていたと考えられています。第二次世界大戦後には洋猫との交配が進み、現在「日本猫」とよばれている猫のほとんどは「日本猫の血を受け継いだ雑種」であると言われています。
このように、人の手による品種改良の歴史がない日本猫は、健康で丈夫なカラダが特徴です。太めでがっしりした脚、噛み合わせの良い顎、短くなめらかな毛質などは、日本の環境に適応していると考えられています。また「三毛猫」や「ブチ猫」「キジトラ」といった様々な毛色や模様も日本猫の魅力のひとつです。
古くから私たちを癒してくれた日本猫は、模様や目の色が違っても、みな等しく愛しい存在です。
日本猫を取り巻く環境は時代とともに変化していますが、いつの時代も安心して元気に生きられるよう、私たちもしっかりとサポートしていきたいですね。
特定の遺伝子の影響で生まれる白猫には、茶色や黒色の毛は一切見当たりません。「純白」の毛色は人々を魅了し、その神秘性から多くの文化や伝説にも登場しています。
黒猫は全身の毛が一様に黒で、西洋では魔女や魔法と関連づけられることが多い一方で、一部の地域や文化では幸運の象徴とも。この多文化的な背景と純黒の美しさが、黒猫の魅力と言えるでしょう。
ブチ猫とは、白色ともう1種類の毛色を合わせ持つブチ模様の猫のことをいいます。白と黒の毛色は「黒ブチ」、白と茶では「茶ブチ」と呼ばれ、親しまれています。日光東照宮の「眠り猫」の模様としても有名です。
ハチワレ猫は「ブチ猫」の一種です。顔の中央で色が分かれており、その愛らしい模様は末広がりの「八」字として人気があります。
茶トラ猫は鮮やかな茶色またはオレンジの虎模様が特徴で、複数の毛色パターン・名前があります。また、遺伝子の影響により3:1で性比の偏りがあり、メスよりオスが多いと言われています。
茶白猫はオレンジ寄りの茶色と白色の毛をもつ「ブチ猫」の一種です。白い部分は顔、足、胸、お腹に多く現れます。茶トラの遺伝子の関係で、これらの模様を持つ猫にはオスが多いとされています。
キジトラ猫は茶色基調に黒またはこげ茶の縞模様が特徴で、名前は「雉」の羽色に由来します。模様はぼんやりとした縞が一般的ですが、ドット模様の個体も存在します。黒縞が濃いと「黒キジ」と呼ばれます。
キジ白猫はキジトラ模様の猫に白い毛が加わったブチ猫の一種です。その白い毛の入り方は個性豊かで、足の先が白い子は靴下を履いているように見えることから「靴下猫」や「足袋猫」と呼ばれることもあります。
サバトラは明るいシルバーの毛に黒の縞模様が入る日本猫で、その名前は魚の「サバ」に由来しています。日本で数多く見られるようになったのは第二次世界大戦後で、外国から輸入された洋猫と日本固有のキジトラなどが交配され、多様な毛色と模様のサバトラが広まったとされています。
サバ白とは、サバトラ模様の猫に白い毛が混ざったブチ猫の一種です。縞模様は主に顔、背中、尻尾に見られ、お腹や足先は大体白い毛で覆われています。その優しい色合いは洋猫のような高貴な印象も与え、独自の魅力があります。
三毛猫は、白、黒、茶の三色の毛を持つ猫で、幸運や豊穣をもたらすと信じられており、一匹一匹の模様は独特で個性的です。黒や茶の部分に縞模様が入った「縞三毛」や、オスの三毛猫は非常に珍しく、特に幸運とされています。
サビ猫は黒と茶の2色が混ざり合った、"サビ"色の毛色が特徴的な猫です。毛色が2色で構成されているので「二毛猫」と言われることもあります。主なパターンとして黒の割合が多い「黒サビ」、茶の割合が多い「べっこう(赤サビ)」があり、稀に全体の色合いが薄い「灰サビ」や「パステルサビ」も見られます。
上記のグループに入らない、個性的な色柄の日本猫ちゃんたちです。